ここちょびのブログ

毎日頑張って働く独身女子に向けて、私の経験から、共感してもらえそうなこと、心がゆるくなるヒント、気持ちが楽しくなる何かを、ゆる~く書いていくブログです。

キャリアチェンジを何となく考えるのは簡単、真剣に考えるには足りない決意、安易に思いついた"結婚"と言うイベントに乗っかる人生設計

"この先総合職として定年まで働き続けるのは無理だ"

 

新卒4年目で自分の気質と就いている職種に

違和感を感じ始めてから

私が撮った具体的な行動…

 

転職サイトを眺める

 

以上、終了でした(笑)

 

転職サポート会社のエージェントをつける

わけでもなく、ただマイナビやらtypeやら、

無料で求人を閲覧できるサイトを

眺めているだけです。

 

当時の私は26歳

心の片隅には

"まだまだ若いし、焦らなくても

転職はする気になればできる。"

という余裕があったのと、

仕事自体は合わないと感じつつも

大企業に勤めていたので

給与、福利厚生に不満はなく、

"惰性で仕事をこなせるうち、

この甘い汁を吸っていても

まぁいいか"という気持ちが

あったのです。

 

そんな気持ちで積極的な転職活動など

できるはずもなく、

たまに仕事で壁にぶち当たって

"今度こそもうだめだ!

年齢的にもこの先のキャリアの

作り方を考えても

転職するなら早いほうがいい!"

と火がつくことがあっても

大企業のぬるま湯がその焦りを

薄めていく…

 

こんなことを実に5年間も続けていました。

前にも後ろにも進んでいない、

行きながら心は植物状態

そんな感じです。

 

お金はそこそこ貰ってあるので

欲しいものは買える。

食べたいものは食べられる。

旅行だって自由に行ける。

 

お金のなさが足かせになって

嫌な思いをすることはありません。

 

本当に贅沢な悩みですが、

"いくら稼いで、自由に使えるお金で

遊びまくって、欲しいものを買いまくっても

ストレスが消えない、満たされない"

これが総合職時代の私の

悩みとなりました。

 

聞く人が聞けば嫌味にしか

聞こえないでしょう。

学生時代の友人にも

この悩みを赤裸々に話すことは

出来ませんでした。

共感してもらえるかわからなかったからです。

 

でも私としては、

年収が上がっていくことと心の満足は

全く比例しないなと思っていました。

 

逆に年収が上がるたびに増えていく責任に

怯え、

男性からたまに言われる

"あんまりバリバリ稼いでいる女の人って

やっぱり男としては引く"などと言う

言葉に怯え、

 

"なんでやりたくない仕事をしてこんな悩みを

抱えてまで私は今の職場に執着してるのだろう。

幸せとお金は関係ないとか言いつつ、

結局給料の良さと福利厚生のよさに

後ろ髪を引かれている自分は

悩む権利すらないんじゃ…

心を殺して、お金のためだけだと割り切って

稼げるだけ稼ぐ生き方も

アリなんじゃないか"

 

なんて答えの出ない自問自答を繰り返しては、

結局続ける決断も転職する決断も

できない、

お金に振り回される情けない自分と

付き合っていくことになりました。

 

そして27.8歳頃から周りの同期の

結婚ラッシュがスタート。

 

"私も結婚できれば、この仕事を続ける

以外の人生の選択肢が生まれるかも!"

 

と言う幻想に取り憑かれ、

自分で決められずにいた

自分の今後のキャリアを、

"結婚"と言うイベントが

変えてくれるのではないかと思い、

27歳にして初めて合コンに参加し、

そこから惨敗続きの3年間を

過ごすことになりました。